ウェブサイトの仕組みってわからなくないですか?
私はこのブログ運営を始める前に、WEBマーケティングスクールでアナリティクスやリスティング広告などを学んできましたが、恥ずかしながら、そもそもウェブサイトがこの世に存在してから検索エンジンで表示されるまでの仕組みが???でした。
「ウェブサイトを作りました!で、勝手にGoogleに表示されるの?」
「申請とかいらないの?」
「サイト内の個別のページが検索結果に出るのはなんで?あれはなにか登録が必要なの?」
呆れるくらい無知丸出しなのですが、こんな状態でした。
意外とスクールでも、こんな部分はあまりの基礎すぎてすっ飛ばされたりするんですよね。(笑)
(しかもWEBの基礎知識はある方も多いので、話の流れを止めて、納得できるまで質問しづらい・・)
でも、この基礎知識ってすごく大事だと思うんです。
仕組みがわからないのに対策なんてできませんよね。
自分でもネットでたくさん調べてみたんですが、初心者用の記事を読み漁ってもいまいちピンとこない・・。
それなら自分で一からサイトを立ち上げて、自分で検証してやる!と実際にブログサイトを開設したわけですが、そこでわかったことをゼロベースの方にもわかりやすく説明していきます。
ゴールは、家具付きのモデルハウスを内覧してもらうこと
ウェブサイトは家具付きのモデルハウス、読者は家具付きのモデルハウスを探している人だとします。
モデルハウスの管理者としては、もちろんモデルハウスを買ってもらいたいですよね。
買ってもらうために、まずは内覧を増やしたいですね!
そのために、他よりも魅力的なモデルハウスを作っていくわけです。
「モデルハウスを内覧してもらうこと=ウェブサイトを訪問してもらうこと」だとして、モデルハウスに内覧のお客様がきてくれるまでの道のりを説明していきたいと思います。
インターネットの世界に、土地を買う
ウェブサイトを立ち上げる時は、サーバーとドメインの契約から始まります。
サーバー=土地、ドメイン=住所とよく表現されますが、このとおりに覚えてもらうのがわかりやすいです。
サーバーとドメインを契約することで、土地と住所を手に入れたわけです。
これで大きなインターネットの世界に、住所登録が完了しました。
魅力的な家を作る
住所登録が完了したので、インターネットの世界に存在はしているわけです。
でも、ゴールはモデルハウスを内覧してもらうことです。
まずはモデルハウルを建てるために、家の枠組みから組み立ていく必要がありますよね。
いよいよ、モデルハウスの組み立てがスタートですね!
それでは、魅力的なモデルハウスにカスタマイズしていくための土台を固めていきます。
壁や屋根を組み立てていくイメージです。
この土台にあたるのが、ワードプレスですね。
土台があることで、壁や屋根の色を変えたり、家の中に部屋を作ったりできるわけです。
壁紙も貼れるし、キッチンも作れます。
でもやっぱりこういう作業って、素人じゃ難しいですよね。
普通は大工さんや空間デザイナーさんみたいなプロが集結して素敵な家を作るわけです。
(ウェブサイトでいうと、HTMLの知識が豊富なSEや、ウェブデザイナーですね)
それを素人でも簡単に作れるようにするのがテーマです。
よく無料テーマより有料テーマがお勧めされていますが、なぜかというと、HTMLの知識やWEBデザインの知識がなくても、簡単に間取りを変えたり、おしゃれなデザインが作れるからです。
素人でもプロが作ったデザインを再現しやすいのが、有料テーマということですね。
(このサイトも、有料テーマ「SWELL」を導入しています)
HTMLさっぱり!な私でも本当に簡単にここまでできました・・😭✨
素敵な家具をたくさん揃える
お客様は家具付きのモデルハウスを探しています。
外観は素敵でも、中に入るとボロボロの家具ばかり、または家具がなくてスカスカ・・という状態であれば、せっかく見にきてくれてもガッカリですよね。
キングサイズのベッドやおしゃれなドレッサー、オットマン付きの大きなソファだってほしいですよね!
この家具に当たるのがコンテンツです。
読者が求める情報を十分なボリュームで伝えること、自分にしかできない着眼点で説明すること、読者を想像してわかりやすく伝えることで、キングサイズのベッドに匹敵するような魅力的なコンテンツを増やしていきます。
Googleという代理店経由でモデルハウスを販売する
ある程度外観も整ったし、家具も少しずつ増やしています。
「そろそろお客様がモデルハウスを見に来てくれるはず!」
と思ったものの、誰も見に来てくれない・・。
それもそのはずです。
たくさんのモデルハウスが立ち並ぶ中で、見つけてもらうのを待っているだけでは日が暮れてしまいます。
そこで、まずは代理店に登録をして、お客様に紹介してもらう必要があります。
この代理店は、インターネットの世界で言うと検索エンジンにあたります。
数ある代理店の中で、Googleはその中の一つということですね。
とはいえGoogleは利用者がとても多く、支持率が高い代理店なのです。
この世界でモデルハウスを売りたいならGoogle代理店への登録は必須!という感じですね。
Google代理店の営業マンは、日々モデルハウスを探している
「新しいモデルハウスが建ったかな?」
「魅力的なモデルハウスはないかな?」
こんな感じで、Google代理店の営業マンは、日々インターネットの世界を巡回しています。
ここで営業マンに見つけてもらうことができたら、Google代理店にモデルハウスを登録してもらえます。
登録してもらえて初めて、お客様に紹介してもらうチャンスを掴むことができるということです。
この営業マンを「クローラー」、登録してもらうことを「インデックス」と呼びます。
つまり、クローラーにウェブサイトを発見してもらって、インデックスをしてもらうと、ようやく検索エンジンに表示される「かも!」というスタートラインに立てるんですね。
え、クローラーが探してくれるまで待ってなきゃいけないの?
こちらから申請して登録してもらう、というスタイルではないので、基本は待ちです。
ただ、「ページを作ったから見に来てね!」というリクエストを送ることはできます。
リクエストを送ったからといって巡回が早まるということではないようですが、インデックスされていないことが分かったら、早めにリクエストを送った方がいいです。
私はインデックスされてないことがわかってからリクエストを送り、
次の日の朝には無事インデックスされました。
モデルハウスを内覧してもらうまで、磨き続ける!
思い出してください。
営業マンにモデルハウスを見つけてもらい、代理店に登録してもらうことができました。
「あとは勝手に代理店が紹介くれる〜」
わけではないのです!あくまで「紹介してもらえるかも」というスタートラインに立った状況ですね。
代理店もビジネスなわけです。
お客様に魅力的なモデルハウスを紹介して、収益と信頼を得たいですよね。
やっぱりGoogleさんにお願いするとまちがいないわあ〜
登録されているからといって、なんでも紹介するわけではないのです。
モデルハウスを登録してからランキングを作り、より魅力的なモデルハウスからお客様に紹介していくわけです。
「白い壁で、大きい窓があって、アイランドキッチンがある家!」
というお客様には、この条件に当てはまったモデルハウスのうち、代理店が自信を持って出せるモデルハウスから紹介していくということです。
ウェブサイトの話に戻すと、検索キーワードに対してGoogleの評価が高いページから表示されるということです。
そういうことであれば、上位表示をさせるためにGoogleからの評価をあげていく必要がありますよね。
この作業が、いわゆるSEO対策です。
「アイランドキッチンは多いけど、ジェットバスが付いてるモデルハウスは少ないな・・ウチはつけてみようか」
「ここに脱衣所がないと、お風呂に入る時不便だよな」
こんな風に、他のモデルハウスと差別化してみたり、お客様に親切な導線に改良したりするわけです。
そうするとGoogle代理店からの評価もあがり、お客様に紹介してくれる機会が増えていきます。
必然的に、モデルハウスの内覧も増えるはずです。
ウェブサイトも、差別化したり、読者目線で改良していくことが、上位表示の近道ということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ウェブサイトを立ち上げてから表示されるまでの仕組みを、モデルハウスの内覧に例えて解説してみました。
- 土地を買う(サーバーを契約する)
- 住所登録をする(ドメインを契約する)
- 土台を作る(ワードプレスをインストールする)
- 大工さんや空間デザイナーなしで装飾できるようにする(有料テーマを入れる)
- 代理店に登録してもらう(クローラーにインデックスされる)
- 代理店に選ばれるモデルハウスに改良していく(SEO対策をする)
- お客様にモデルハウスを紹介してもらう(検索エンジンで上位表示される)
- お客様が内覧にきてくれる!(ページを見てくれる!)
分かりやすく説明すると、こんな感じでウェブサイトが検索エンジンで表示されるようになります。
シンプルに大枠をとらえて、仕組みを理解していきましょう!